WORKS
仕事を知る

分野横断での
最適な提案が強み
コンサルタント

太田 祥子

[プロフィール]東京外国語大学 外国語学部卒業。業務基幹システムのパッケージ(SAP)導入支援サービスを提供する会社で要件定義から開発まで経験を積む。その後、Webアプリ系のSIerで、ECサイト、Webサイト、フリマアプリなどの開発やディレクション、QA等の業務を担当。CMSリプレイスのコンサルティング経験も有する。業務基幹システムやコンシューマ向けのWebサイト、モバイルアプリなど多様なシステムで要件定義、設計、開発の各種工程を担ってきた経験を活かし、NCDCでは主に新規システム開発プロジェクトのPM兼コンサルタントとして活躍中。

(インタビュー内容、役職、所属等は取材当時のものです)

─ NCDC入社前の経歴を教えてください

IT業界の中で、自分が最も力を発揮できる領域や役割を考えながらキャリアを積んできました。

1社目では会計系のパッケージソフト(SAP)の導入支援やカスタマイズを担当し、業務コンサルタントやSEとして従事しました。2社目ではWebアプリのエンジニア(PHPer)として開発に携わりながら、開発のディレクションも経験しました。そして3社目では、CMSの導入コンサルタントやサブPMとしてプロジェクトに貢献してきました。

前職の会社の方針転換により、技術開発よりも外部パートナーとの連携や管理業務が中心となり、専門性をもっと深めたいと思ったことが転職のきっかけです。より実践的なスキルを習得できる環境に身を置きたいと考えました。

─ NCDCを選んだ理由は何ですか?

以前の職場では、デザイナーやライターなど専門職の人が集まって一緒に仕事ができる環境に魅力を感じていました。受託開発の会社では開発とデザインが明確に分かれていることが多いように思います。そのため、NCDCの会社説明でコンサルティング、テクニカル、デザインの3つの要素が重なり合う図を見た時に、すぐに「良いな」と感じました。また、新しい技術を積極的に取り入れている点もとても魅力的でした。

─ 担当したプロジェクトについて教えてください

お客様のサービス用ポータルサイトのUI/UX改善プロジェクトを担当しました。当初はUI改善が目的でしたが、ワークショップを通じて「どのようなユーザーが、どう使うか」を検討し、必要な機能やサービスの優先順位まで掘り下げていきました。

また、当初の依頼はフロントエンドのみでしたが、必要な機能をより早く実現させるために、バックエンドの構成についても積極的に提案しました。依頼内容に留まらず、プロジェクトを進める中で見えてきたお客様の課題に対し、デザインから技術面まで分野を横断して全方向から解決策を提案できるのが、NCDCならではの強みだと思います。

─ 今後挑戦したいことは何ですか?

まずはNCDCのPMとして、管理の徹底や効率化を進めつつ、他の職種の理解も深めていきたいと思っています。

また、コンサルティングワークにも興味があり、特にビジネス系のコンサルティングに挑戦したいと思っています。中でもUI/UXの案件で、顧客だけでなく、社会や業界のトレンドなども見ながら、どのようにすればビジネスとして成立するのかを検討していくプロセスは、とても楽しそうだなと感じています。

─ チームの印象や雰囲気について教えてください

コンサルタントチームでは、主に週次のチーム会と月1回の対面でのコワークでコミュニケーションを取っています。お互いのプロジェクト状況を報告し合う場では、「こうしたらもっと良くなるのでは」といったアドバイスや意見が活発に飛び交い、とても良い雰囲気だと感じています。優秀な方が多いので、一緒に働いているだけで日々刺激を受け、多くの学びを得られます。

─ 働く環境について教えてください

基本的に2案件ほどを掛け持ちしているので、社内外の会議時間の調整は大変な時もありますが、一度調整がつけば比較的自由に働くことができていると感じます。例えば、急な通院などにも柔軟に対応ができるのは助かりますね。

また、NCDCでは効率良く働くことを重視し、仕事とプライベートのメリハリを大切にしています。私は旅行が好きなので、昨年は夏季休暇と有給を繋げて2週間休暇を取り、南米へ行ってきました。ボーナスも出たので、今年はカナダに行きたいなと計画中です。

会社全体の雰囲気としては、物事がサクサクとスムーズに進みやすい環境だと感じています。社内的な根回しがほとんど不要なのは、非常に効率的です。その場で議論して決められることはすぐに決定しますし、さらに検討が必要な事項があれば、時間を取ってきちんと話し合って方向性を決めていくというスタイルです。

─ どんな人がNCDCに向いていると思いますか?

NCDCのプロジェクトは、基本的に個別カスタマイズが求められるため、「このやり方でやればいい」という明確な型はありません。共通化や効率化を図る動きはありますが、やはりプロジェクトごとの特性が強いと感じています。

そのため、ある程度の自由度と裁量がある中で、自分で積極的にやり方を模索していく働き方が好きな人には、非常に向いている環境だと思います。もちろん、困った時には経験豊富な上司や優秀な仲間たちからの支援も得られるので、安心して挑戦し、成長できる環境です。